作、絵:Ottilia Adelborg
翻訳本あり。
日本語タイトルは「さっぱりペレとめちゃめちゃ村の子どもたち」
どの子も汚れている村に来た、白い服をきたカッコいいPelleが子供たちを
キレイにするお話。
「snygg」と言う単語、「カッコいい」の方が自分的にはしっくり来るなぁ。

オッティリア・アーデルボリは花とアルファベットと民族衣装を組みあわせた素敵な
ABC本があるけど、物語になっている本をあまり知らない。
この本、絵が素晴らしいのはいうまでもないんだけど、いきなり現れて有無を
言わさず子供を洗ったり縛り付けて髪をカットしたりと、たとえ善意からでも自由に
やりたい放題のPelleのキャラが面白い(^∇^)
彼女の絵を初めて見た時はベスコフに似てるな(後にベスコフより前の時代と知る)
と思った程度だけど、こうして物語性のある本を読むと彼女の方が好きかも♪
絵の流れもとても良くて、1896年のセンスの凄さに驚き!(;゜0゜)!
この本が翻訳されて日本で発売されていると言うのも興味深い。
情報量は現代の方が圧倒的だけど、昔の方が面白い物をチョイスしているのは何故に?
なんて考えてしまう。
彼女の美術館もあるらしいのでいつか行ってみたいなぁ・・・(*´v`)
※Ottilia AdelborgについてはLilla Kattenさんが詳しく書かれているのでホームページで検索して下さい